“ぜい肉だらけ”の醜いフォームが、
ミス連発地獄にはまった最大要因です。
無駄な動きがたくさん入った打ち方で、
連続ミスを重ね試合に負け続けました。
特に昨年は、大スランプ。
出ては負け。出ては負け。半年くらいを棒に振った感じです。
世の中は世知辛い。
テニス歴17年の私が負け続けると、バカにされます。
コートに入るだけで嘲笑。
「フフフッ…」
「クスクス…」
と声にならない笑いが、どこからともなく聞こえてきます。
当然、仲間からもうとまれます。
「Yさんの打ち方、クセがあるよ。
クセがあったら上手く打てないし、ミスがたくさん増える…」
と、団体戦のメンバーから外されたのです。
すると、最近テニスを始めた影響で、
試合を見に来ていた娘が、
「あれっ?おとうさんは試合に出ないの?」
と、悲しそうな顔をして言うのです。
そんな状況ですから、その後の練習にも身が入りません。
一時期は冷静さを保てませんでした。
なぜ、こんな悲惨な状況になったのか?
「テニスなんて、女、子供のするスポーツだ!」
という“ナメた”態度でテニスを始めたのが原因です。